Androidにパッケージング
2015/08/24
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Kivyで作ったアプリをAndriodで使うための手段は3つあって、
- Buildozer というツールでAPKをビルドする
- python-for-androidを使ってAPKをビルドする
- Kivy Launcher というアプリをAndroidにインストールして実行する
全て python-for-android というプロジェクトを利用しており、1.Buildozerがそれを自動化したツールで、最も簡単。
ただし、現在対応しているのはLinuxのみなので、Windows環境でやる場合は仮想マシン上でビルドする
(The Kivy Android Virtual Machine という開発環境を整えてくれたVisual Box用のディスクイメージがある)。
2.はそのプロジェクトを直接自分で使う方法で、難しい。
3.Kivy Launcherはコンパイルせずに実行できる手軽さがあり、主にデバックか、自分ツール用。
手順
The Kivy Android Virtual Machine のインストール
- Kivy と Buildozer VM をダウンロード http://kivy.org/#download
- VirtualBox のダウンロードとインストール https://www.virtualbox.org/wiki/Downloads
- VirtualBox を起動して、「仮想アプライアンスのインポート」
- ダウンロードしてきた Buildozer VM.ovf を選択
- 仮想マシンを起動させて(ログインパスワードは多分「kivy」)、Buildozerアイコンをクリック
共有フォルダの作成(Windowsと仮想マシンでファイルをやり取りするため)
- 仮想マシンのメニュの中から、「デバイス」→「共有フォルダー」→「共有フォルダーの設定」
- 共有したいフォルダを選択(オプションの「自動マウント」にチェック)
- 仮想マシンを再起動
- ファイルマネージャーのDEVICESに共有フォルダが追加されているはず
/media/sf_directoryname
Buildozerでビルド
- ソースのある場所で、ターミナルを開く
buildozer init
と入力→フォルダに buildozer.spec が作成される- buildozer.spec を編集
[buildozer]
# change the name of your app
package.name = myapp
# change the domain of your package
package.domain = com.mydomain
# specify hostpython2 manually. If you want to use python 3, check buildozer
# README about it, the VM is not preinstalled for that.
requirements = hostpython2,kivy
[buildozer]
# update the build directory (issue with virtualbox shared folder and symlink)
build_dir = /build/myapp
-buildozer android_new debug
と入力(アプリをビルドする)
最初はSDKやらをいろいろダウンロードするので時間がかかる。
アンダーバーは shift = で入力した。キー配列の直し方がわからん。
- Build and deploy, run and get the logs:
buildozer android_new debug deploy run logcat
リンク
Programming Guide » Create a package for Android
http://kivy.org/docs/guide/packaging-android.html
Programming Guide » The Kivy Android Virtual Machine
https://kivy.org/docs/guide/packaging-android-vm.html
buildozerを使ってスマホ向けKivyアプリを開発する取っ掛かり(2014/12/10)
http://qiita.com/attakei/items/8b653b78ea93dd51a5c3